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第3回かめかっぱチャンネル

カメユキ(以下、カメ)「はい、始まりました第3回かめかっぱチャンネル!(Take3)」

かっぱ巻き(以下、かっぱ)「いえええええい」

カメ「今回のテーマは前回に引き続き」

かっぱ「例大祭の曲の紹介だっけ?」

カメ「はい、紹介・解説の後編です」

かっぱ「そうだ、そうだ」

カメ「この一週間の間に何かありましたか?」

かっぱ「バイトの面接をしてきました!」

カメ「おっ! 手ごたえは?」

かっぱ「たぶん大丈夫じゃないかな」

カメ「結果は来週、報告な」

かっぱ「へい……で、本題に行くと前回は2曲目までいったんだっけ?」

カメ「そうだね、じゃあ3曲目『船とともに』からかな?」

かっぱ「どうぞ」

カメ「これは、村紗の曲なんだけど……前回、秘封の曲に教会を表す鐘が使われていたじゃん? この曲に用いられている鐘は時間を表しているんだよね」

かっぱ「へぇー」

カメ「時をかける少女的な」

かっぱ「あれ見てないんだよなぁ」

カメ「俺も」

かっぱ「(笑)」

カメ「まあ本当に時をかけているわけじゃなくて……そう、回想しているんだよ」

かっぱ「あぁ、回想シーン入りますみたいな」

カメ「そう。最初の30小節くらいは雷が鳴っていて荒れた海……じゃなくて空模様を表してます」

かっぱ「海じゃないんだ」

カメ「現在の星蓮船を示しているからね。積乱雲にでも突っ込んだのかな?」

かっぱ「荒れすぎでしょ(笑)」

カメ「雷の音と激しさに海を思い出すなって所から、村紗が昔の自分の出来事を回想するっていうシーンが冒頭です」

かっぱ「ほう」

カメ「で、鐘の音が鳴って平和なワルツの曲調から回想が始まります」

かっぱ「なるほど」

カメ「そこにぬえの曲が出てくるのは単純に生前むらぬえ説を唱えているだけなんだけど」

かっぱ「初めて聞いたんだが(笑)」

カメ「幻想郷に行く前から実はね」

かっぱ「ということは村紗がぬえと同じ年代だと」

カメ「そうそう、その頃から知り合いだったということを匂わせながら」

かっぱ「生前むらぬえ説(笑)」

カメ「はい、二人で仲良く遊んでましたと」

かっぱ「仲良く遊んでたわけだ」

カメ「で、ディンパニの音がきっかけとなって村紗死亡、舟幽霊になります」

かっぱ「舟幽霊になった状態でぬえと知り合いになったわけじゃないのね」

カメ「そう、地縛霊となって悪さしているのが中盤」

かっぱ「うん」

カメ「そんなこともあったなと鐘の音で再び現実に……」

かっぱ「そんなこともあったなで終わらせていいのか?」

カメ「(笑)……その後ちょうど聖のテーマで聖が来ると」

かっぱ「悔い改めよと」

カメ「違う(笑)、今の私は聖に助けられて聖と共に過ごしているんだと自分のテーマが流れます」

かっぱ「ほう」

カメ「別に明確な物語はないけど流れはこんな感じです」

かっぱ「なるほど」

カメ「いやぁまぁ前半のが解説長かったのは単に後半が……」

かっぱ「うん?」

カメ「物語とか考えている暇がなかっただけなんだけど」

かっぱ「何日で作りましたか?」

カメ「ふ、二日……(震え声)、Skypeで泣きながら作ってたわ」

かっぱ「締め切り直前にな」

カメ「寝落ち防止のSkype、あれは酷かった」

かっぱ「次はこういう風にならないようにな」

カメ「余裕もってな」

かっぱ「余裕もってな」

カメ「ということで次!4曲目」

かっぱ「えっとえっと……」

カメ「『他愛ない二人の――』」

かっぱ「そうだ、亡き二人のと微妙に混ざるんだよね」

カメ「嘘だろ、自分の作った曲……まぁ、一番最初に用意した曲だからね」

かっぱ「そう、一番最初に出来たんですよ。編曲処女作です」

カメ「はい」

かっぱ「あれはそもそも二人でサークルを作った最初だし、それぞれの楽器を使った曲を一曲作りたいなとサクサクっと書きました」

カメ「ほうほう」

かっぱ「コンセプトとしてキャラクターは決まっていたからそれぞれの曲をとりあえず詰め込みました」

カメ「アンコール感あるよな」

かっぱ「一番最初の曲のノリで作ったんだよ」

カメ「おかしい」

かっぱ「それぞれのキャラクターが微妙に見えてきて、さぁ秘封倶楽部の始まりだみたいな」

カメ「待て待て、勝手に始めるな」

かっぱ「だってあれ秘封倶楽部だし」

カメ「まぁ……」

かっぱ「それがなぜか最後の曲になってしまった」

カメ「CDの感想の中にあったけど、どこか寂しげな感じが最後の曲に相応しいと言うか」

かっぱ「書き上げて、CDにして、この間聴いて初めて寂しげだなと感じた。書いていた当初はノリノリだったんだけど」

カメ「曲がマイナーだからな」

かっぱ「そうだな、いやでも楽しげじゃない?」

カメ「まぁ楽しいけど、わぁー楽しかったって後、別れるのが寂しいみたいな感」

かっぱ「……」

カメ「おう、そういうわけではなかったか」

かっぱ「書いている当初はそんなこと考えてなかった」

カメ「わちゃわちゃで終わりと」

かっぱ「わちゃわちゃで終わり。今ふとさ、楽しげという言葉で思ったんだけど」

カメ「うん」

かっぱ「秘封でヒロシゲってあるじゃん」

カメ「おう」

かっぱ「ヒロシゲ楽しげってな」

カメ「……カットかな(笑)」

かっぱ「そのくらいです」

カメ「嘘だろ……」

かっぱ「二人でわちゃわちゃ出来ればいいなって曲だから」

カメ「いい曲だと思ったけどね。最初に聴いたとき、おおって思った」

かっぱ「惜しむべきはピアノだな」

カメ「そうだな」

かっぱ「あれ、昔ピアノ弾いてなかったっけ?」

カメ「あれ、昔ピアノ弾いてなかったっけ?」

かっぱ「あれぇ?」

カメ「昔二人で……」

かっぱ「おかしいな」

カメ「東方ピアノ発表会……?」

かっぱ「あれ、カメユキ何弾いていたっけ」

カメ「まぁまぁ、そんな話も追々ね」

かっぱ「そのうちな」

カメ「ちなみに……おまけは?」

かっぱ「おまけはホントおまけです。録音当日の収録終わった後の残り数分あるけど何しようかというノリで」

カメ「あれは酷かったな。ポップガードが無いからさ」

かっぱ「ポップガードとな?」

カメ「ボーカル録音するときに息のスゥーって音を防ぐ奴」

かっぱ「ああ、あの丸いやつか」

カメ「あの日は楽器の録音だったからさ、無かったじゃん?」

かっぱ「無かったね」

カメ「あれのせいでさ、口笛の息の音がスゥースゥースゥーって……あれは酷かった」

かっぱ「まぁまぁ」

カメ「楽しかったから、いいか(笑)」

かっぱ「いいんじゃん? 聴いているほうはどうだかわからないけどな」

カメ「確かに……まあそのくらいか」

かっぱ「そのくらいじゃない?」

カメ「メロンブックス様でまだまだ委託中なんで、もし興味が湧いたら是非買ってください」

かっぱ「はい」

カメ「次回は何話そうか?」

かっぱ「自己紹介かな??」

カメ「Twitter経由等で話題提供してくれる人いないかな」

かっぱ「公募してみるか」

カメ「ハガキが届きました」

かっぱ「ハガキコーナー作るか」

カメ「楽だけどね、こっちとしては有ると」

かっぱ「ブログなのかラジオなのかよくわかんなくなってきたな」

カメ「ラジオ風ブログだから……と、次回の話題はまた考えておくとして今回はこの辺で」

かっぱ「はい」

カメ「また次回。じゃあね~」

かっぱ「じゃあね~」

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